本日は、横浜教室でバッチフラワーレメディから見る実践哲学の教え講演会が開催されました!
バッチフラワーレメディとは、1930年代にイギリスの医師バッチ博士によって開発された、心のバランスを取り戻すための自然療法です。このレメディに一貫する「病気ではなく、病人が存在する」という基本概念は、古代ギリシャの医師、ヒポクラテスにも通じるホリスティック療法です。
"To cure sometimes, to relieve often, to comfort always."の言葉が示すように、「自分自身を癒す」ことを目的として、医者だけでなく自分自身でも困った時に使えるよう開発されました。病気そのものを治すことは難しくても、心を支えることはいつでも出来るという言葉は、哲学の名言のようでもあります。「出来ない」と可能性を否定するのでなく、患者さんにひと時の笑顔が戻るような小さな希望をつないでいた、ドクターバッチの優しい視線が伝わってくるようです。
そしてこのバッチフラワーレメディが興味深い点は、心・感情にアプローチするという点です。私たちが病気という症状を発生させる時には、具体的な症状として表面に現れる原因がさらに奥、内面、人格に存在するという理念です。講座では、このレメディの理念とニューアクロポリスで日々実践している美徳のつながりが分かりやすく説明されました。
最後に、バッチ博士の言葉と、ヒポクラテスの名言を掲載します。
・「病気ではなく、自分自身を癒せ」(エドワード・バッチ)
・「病の本当の原因は人格にあり、それは自分で管理できるものです。」(エドワード・バッチ)
・「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく。」(ヒポクラテス)
・「心に起きることは全て身体に影響し、身体に起きることまた心に影響する。」(ヒポクラテス)
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