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TRADITION

日本の伝統から学ぶ

こどもの日/5月5日

5月5日の端午の節句(たんごのせっく)は、今はこどもの日として広く知られています。

端午の節句は、元気で長生きができるようにと願う古い行事です。
また、この時期に菖蒲を色々な形で用いることから”菖蒲の節句”とも言われています。

もともと、菖蒲は香りが強いことから邪気払いや魔除けとして使われていたのが、やがて、菖蒲(しょうぶ)が“尚武(しょうぶ)”や“勝負(しょうぶ)”という言葉に通じることから5月5日は男の子を祝う一日になった、とされています。

起源がとても興味深いですね。

また、子供の日と言えばかかせない鯉のぼりも起源がとても興味深いのです。

日本で鯉のぼりを飾るようになったのは江戸時代からで、「登竜門」が由来なんだそう。

登竜門とは、中国の後漢書に登場することわざで、
“激しい急流や滝を登り切った鯉は、竜になって天に登る”ことを表すそう。

このことから
“これからの人生で起こるあらゆる試練にも乗り越えて成長してほしい”
という子供たちへの思いが鯉のぼりには込められていたのですね。
すごく深い。。。

シェイクスピアがこんな言葉を残しています。
「逆境も考え方によっては素晴らしいもの」と。
どんなに難しいことでもそれを乗り越えれば人間として大きく成長でき、逆境もその人の考え方次第で素晴らしいものにもなる。と。

私たちが何か大きな壁にぶつかったとき、このように考えることは難しいですが、
でも確かに試練は私たちを成長させてくれる。

鯉のぼりにこんなに深いメッセージがあったなんて。。。
伝統ってすごい‼

良い気持ちで5月5日を迎えましょう‼

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