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オンラインイベント「プラトンから学ぶ、周りの人たちとの共存と自分を大切にする方法」(2020/8/1)


ニューアクロポリスで、第二回となるオンラインイベントを実施しました。

今回も、参加していただいた皆さまに感謝申し上げます。

前回と同様に、講演の形式で進めさせていただきましたが、経験したことを生かして、質疑応答の時間だけではなく、講演中にも皆さまとの対話の時間を設けるなど、工夫を試みました。

今回は、ギリシアのアテナイの哲学者プラトン(紀元前427年−紀元前347年)の「国家」を中心とした講演です。


哲学とは

「哲学」は英語で「フィロソフィー(Philosophy)」といいます。語源は古代ギリシア語の「フィロソフィア」に由来します。知恵を愛する、愛知という意味です。

知恵とは、人間、自然の法則、宇宙に関する知識。ですが、単なる「情報」と意味は異なり、得た深い知識をもって実生活で実践して、わかることです。その知恵を求めることが哲学です。     

魂の三分説、正義について

プラトンは、人間の魂は3つの部分からなり、それぞれは、頭部、胸部、腹部に宿ると考えました。

・理知的部分 知恵をもって魂全体のためにコントロールする仕事。

・気概的部分 上(理知)の支配に従い、その味方になって戦うという仕事。

・欲望的部分 快楽を求める。自分の仕事以上に、上の部分(理知・気概)をもコント  ロールしようと試みる。

それぞれが、正しく働くと、知恵、勇気、節制の徳となり、この3つが調和すると正義の徳が生まれると考えます。以上の4つが、ギリシアの四元徳です。

また、個人の正義の定義は、自己に相応しい仕事や職分を果たすこと、他者へ返すこと、としています。