top of page

哲学ウォーク、開催しました!@小網代の森(2024/12/06)

執筆者の写真: philosopherphilosopher


風は強いものの、あたたかな陽射しのもと、三浦半島南端にある小網代の森を歩く哲学ウォークを開催しました。

小網代湾に面した森は、森林から湿地、干潟そして海への自然のなだらかな勾配が残される、関東地方で唯一の自然環境と言われています。

樹齢の長い大きな樹々に始まり、少しずつ水を好む木へと植生が変わり、多様な生命を育む湿原へと続く散策路は、いつ訪れても私たちを優しく包み込んでくれます。

クサギという紅と紺の野草の実を見つけ、参加者同士で鑑賞するシーンもありました。ふと自然に眼を向けると、今まで見たことない植物に出会うことがありますね。

水辺で新芽を揺らすセリや、冬日に光るススキの穂の美しさもともに鑑賞しました。

今日のシェア会では、「自分自身を知ること」「今を生きること」をテーマにしたコメントが多く語られた印象がありました。


今日皆さんにお配りした名言集を最後に掲載します。ご覧になる皆さんにこれらの言葉が届きますように。


・何かを学ぶとき、実際にそれを行なうことによって我々は学ぶ。(アリストテレス)

・汝自らを知れ。(ソクラテス)

・我々を助けてくれるものは、友人の援助そのものというよりは、友人の援助があるという確信である。(エピクロス)

・人生は短いのではない。我々がそれを短くしているのだ。(セネカ)

・過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。ただ現在の一瞬だけを、強く生きねばならない。(ブッダ)

・怖れるべきは死ではない。真に生きていないことをこそ怖れよ。(マルクス・アウレリウス・アントニヌス)

・人の本性はみなほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである。(孔子)

・魂には眼がある。それによってのみ真理を見ることができる。(プラトン)

・何にもまして重要なのは、あなた自身を敬うことだ。(ピタゴラス)

・普通の人物の立場や性格は、便益や苦痛はいつも外物からもたらされると考える。哲学者の立場や性格では、便益も苦痛もすべて自分自身からもたらされると考える。(エピクテトス)


次回は、年明け1/12(日)に金沢文庫から始まる六国峠ハイキングコースを歩く哲学ウォークを実施予定です。お楽しみに!





閲覧数:9回

Comments


bottom of page