哲学ウォーク、開催しました!@小網代の森(2024/12/06)
- philosopher
- 2024年12月21日
- 読了時間: 2分
風は強いものの、あたたかな陽射しのもと、三浦半島南端にある小網代の森を歩く哲学ウォークを開催しました。
小網代湾に面した森は、森林から湿地、干潟そして海への自然のなだらかな勾配が残される、関東地方で唯一の自然環境と言われています。
樹齢の長い大きな樹々に始まり、少しずつ水を好む木へと植生が変わり、多様な生命を育む湿原へと続く散策路は、いつ訪れても私たちを優しく包み込んでくれます。
クサギという紅と紺の野草の実を見つけ、参加者同士で鑑賞するシーンもありました。ふと自然に眼を向けると、今まで見たことない植物に出会うことがありますね。
水辺で新芽を揺らすセリや、冬日に光るススキの穂の美しさもともに鑑賞しました。
今日のシェア会では、「自分自身を知ること」「今を生きること」をテーマにしたコメントが多く語られた印象がありました。
今日皆さんにお配りした名言集を最後に掲載します。ご覧になる皆さんにこれらの言葉が届きますように。
・何かを学ぶとき、実際にそれを行なうことによって我々は学ぶ。(アリストテレス)
・汝自らを知れ。(ソクラテス)
・我々を助けてくれるものは、友人の援助そのものというよりは、友人の援助があるという確信である。(エピクロス)
・人生は短いのではない。我々がそれを短くしているのだ。(セネカ)
・過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。ただ現在の一瞬だけを、強く生きねばならない。(ブッダ)
・怖れるべきは死ではない。真に生きていないことをこそ怖れよ。(マルクス・アウレリウス・アントニヌス)
・人の本性はみなほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである。(孔子)
・魂には眼がある。それによってのみ真理を見ることができる。(プラトン)
・何にもまして重要なのは、あなた自身を敬うことだ。(ピタゴラス)
・普通の人物の立場や性格は、便益や苦痛はいつも外物からもたらされると考える。哲学者の立場や性格では、便益も苦痛もすべて自分自身からもたらされると考える。(エピクテトス)
次回は、年明け1/12(日)に金沢文庫から始まる六国峠ハイキングコースを歩く哲学ウォークを実施予定です。お楽しみに!


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