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  • 執筆者の写真philosopher

かながわ湊フェスタに参加しました!(2023/11/5)



先日3日に引き続き、今回は横浜市神奈川区のイベントに参加しました。このイベントは、地域で活動する市民活動団体や学習団体などが活動発表、PRを行う場として毎年開催されています。


私たちニューアクロポリスは、こちらも初の取り組みとして、世界各地の遺跡・象徴を取り上げて、それらの哲学的な意味を独自に説明するブースを展開しました。展示物を紹介すると、


①古代エジプト マアト神

②古代インド バガヴァッド・ギーター(叙事詩マハーバーラタの一部)

③メソポタミア ギルガメッシュ叙事詩

④日本 天照大御神

⑤チベット 六道輪廻

⑥古代マヤ 支配者層の土偶

⑦中国 陰陽の図

⑧古代ギリシャ アルテミス女神

⑨古代エジプト オシリス・イシス・ホルス三神

⑩古代ギリシャ アクロポリス神殿


となり、来場者の皆さんに、それぞれのものが表す本質的な意味合いについて、各メンバーが日ごろ学んでいることを真摯に説明しました。メンバーにとってもよい学びの機会となりました。

来ていただいた皆さん、どうもありがとうございました。


ニューアクロポリスでは今後もこのような外部発信の場に力を入れていきたいと考えています。お楽しみに!




以下は、当日の展示物になります。よろしければ、ご覧ください。


①古代エジプト マアト神

古代エジプトではこの世が天と地に分けられ、宇宙全体を支配する秩序によって創造されたと考えられている。太陽神ラーの娘マアトは、その秩序を象徴する女神。

秩序とは、例えば、理想の部屋配置に対して整理整頓するように、人間の各部:身体・エネルギー・感情・思考を整理し適正に扱うこと。この概念は、中国の哲学者孔子の禮(り、れい)の教えにも共通している。またマアトの額に掲げられている羽は「正義」を表す。 「正義」と「秩序」の共通点をあなたはどのように考えますか?



②古代インド バガヴァッド・ギーター

『バガヴァッド・ギーター』は古代インドの教えであり、マハーバーラタという叙事詩の中のパンダーヴァ族とカウラーヴァ族の戦いを描いている物語である。パンダーヴァ族の王子であるアルジュナと、神の化身であるクリシュナとの対話形式の物語で、内面の葛藤を中心テーマとしている。この物語にでてくるカウラーヴァ族との戦いは、カウラーヴァが自分自身の短所を表し、パンダーヴァが自分自身の長所を象徴としている。

現代に生きる私たちも同じような悩みや葛藤がある中で、どう選択していくのか…またその時に自分の長所と短所のどちらを優先して大切にしますか?


③メソポタミア ギルガメッシュ叙事詩

『ギルガメシュ叙事詩』は、古代メソポタミアで作られた、世界で最も古いといわれる物語である。強き英雄であると同時に暴君でもあったウルク市の王ギルガメシュが、唯一無二の親友と出会い、冒険し、成長する物語である。親友との様々な冒険を通して成長をしたギルガメシュであったが、唯一無二の親友がなくなったことで自らにも死が訪れると知る。死を恐れ、永遠の命を得ようと試みたギルガメシュは、結果として永遠の命を得られることができなかったが、自らの死を受け入れ内面的に変化する。

死を前にして人間はその限りある人生をどのように生きるのか、死からの克服の物語でもあるギルガメシュ叙事詩の世界を   この機会にぜひのぞいてみてください。


④日本 天照大御神

アマテラス大神は太陽を表している。太陽は男性性、真実の光、発する力を象徴する。男性性、女性性というのは実際の男性、女性ということにとどまらず、女性の中にも男性性があり、男性の中にも女性性がある。そしてその二つの局面があって初めて、かたちとなる。この世の全てのことは、その二つの局面があり成り立っている。アマテラスはそのうち、光の面を象徴する神である。月と太陽は陰と陽の関係にある。



⑤チベット 六道輪廻

人間の行いによって生まれ変わる世界が6つ*に分かれるという考え方。

そして人間がこの6つの世界への分かれ目の原因を「無知・憎しみ・貪欲の三毒」と説いている。現代に生きる私たちも様々な局面において、自ら判断、行動をしなければならない。その時に程度の差はあれど、この三毒に注意しながら道を拓いていく人間の課題といえるのではないでしょうか。


*6つの世界:天/人/修羅/畜生/餓鬼/地獄


⑥古代マヤ 支配者層の土偶

王、あるいはそれに次ぐ高位の男性を表した土偶である。大きな口を開けた蛇の冠をかぶり、壮麗な服を着て円形の王座か椅子に座っている。

揺るぎない姿勢と威厳から、自制心、慎重さ、賢明さといった倫理的な模範を表している。これはリーダーである人の特長であり、自分に対しての厳しさがその姿勢からうかがえる。本物のリーダーであるには、まず自分を律する必要がある。




⑦中国 陰陽の図

陰陽とは森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物のさまざまな観点から陰と陽の二元論の考え方である。陰とは静かなエネルギーであり、収束する力である。例えば夜、月、女性などである。陽とは動き回る活発なエネルギーで発散する力である。例えば昼、太陽、男性である。

すべてのものは陰と陽から成り立っており、一見陰だけに見える物事の中にも陽があり、陽だけのように見える物事の中にも陰がある。いってみれば陰陽とは真っ二つに分かれたものではなく対となって存在するもの、二者択一ではなく両立を意味している。陰陽は自然の摂理にかかわらず、実は私たちの身体の中にも存在している。あなたの中の陰と陽は何でしょうか?


⑧古代ギリシャ アルテミス女神

大自然は時に強烈な力で命を押し流す破壊性を持つとともに、その命を守り育むゆりかごともなる。古代ギリシャよりさらに古い時代、小アジアで大地母神として崇められた存在が、ギリシャに渡り、広大な自然と野性動物の保護者であり、母性を持ち若者たちの守り神となった。大自然の厳しさ、豊かさと包容力を象徴し、古代ローマに渡り、女性は陰陽でいうところの陰であるところから、太陽に対する月と結びつけられ、月の女神としても知られるようになった。




⑨古代エジプト オシリス・イシス・ホルス三神

1.オシリス 冥界の王。再生と復活の象徴。

2.イシス オシリスの妹であり妻。愛、母性、守護の象徴。

3.ホルス オシリスとイシスの子。父の跡を継ぎ、地上の王となる。人類の進化を守る象徴。


三神の概念は色々な文化、神話に見られる。偉大な知性と人類の間の架け橋として、また私たちの内面の神聖な家族の表現である。一般的にイメージする家族にそれぞれに役割があるように、私たちの内面にも役割、支え合いの側面がある。


⑩古代ギリシャ アクロポリス神殿

古代ギリシアの都市国家ポリスの高い丘に、共同体的結合の象徴として神殿が美しく飾られた。人々の精神的、宗教的、政治的な中心となる場所となり、守護神アテナをまつる著名なアテナイのアクロポリスは、黄金期の紀元前5世紀に最終的なかたちとなる。当時の人々には、天界と現世をつなぐという観念があり、高所への建造は、高みを目指すという精神性があった。建築の崇高な様式は、目に映る周囲の自然界から、完璧な調和のモデル、神性の反映の着想を得ていた。象徴として高みを目指すことは、自身の成長や真理の希求という普遍的なものである。この時代は、現在まで大きな影響をあたえてきた哲学、科学、文学、美術などきわめて多彩な文化が栄えた。

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